今日はちょっと時期的には遅いのですが、ツクシを採りに行きました。
3月下旬だとカラカラに枯れたツクシが目立ちます。
その代わり先週はほとんど咲いて無かったサクラも満開で幻想的でした。
そんな中、キレイなツクシを選別して採取していたら、カエルに混じって跳ねる謎生物を発見!
そいつがこちら…
お分かり頂けたでしょうか?!
ツクシといっしょに写っている生物…バッタです!
なんでこんな時期にこんな大きなバッタが?!
パッと見小型なトノサマバッタのようですが、この時期にはいないでしょうし、分からないことは調べて見ました。
結果!
体長約5~6センチ。バッタ目イナゴ科、ツチイナゴでした。
「日本のバッタは卵で越冬する種類ばかりだか、ツチイナゴはライフサイクルがちょうど半分逆転していて、成虫は!0月頃から現れ始め、冬になるとそのまま枯れ葉の下などで越冬する。」
なんか生活習慣が乱れて昼夜逆転したダメ人間みたいなバッタですが。
「ツチイナゴは代謝活動を落として生理的に冬眠するのではなく、なるべく日当たりが良く暖かい環境に身を置いて冬をやり過ごしている。」
これってガマンしているだけでは…。
「暖かい日には活動し、僅かながら摂餌もする。連日凍結するような環境では多くが春を迎えられずに死亡する。」
なんかもう…。今日見たのは厳寒を耐え抜いた達人級のツチイナゴだったのではないでしょうか。

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2019/03/28 (木) [野外観察]
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