数日前から庭に来る野鳥を写真に収めようとしています。
しかしいざ撮ろうとすれば警戒され、なかなか良いシャッターチャンスが訪れません。
ここは地道に、難易度の低い物から攻めていきましょうか。
勉強もスポーツも写真も基礎が大事です。
バードウォッチングのレベル1と言えばたぶんハト・カラス・スズメ辺りだと思われます。
中でもスズメは隣の家のキンモクセイとうちのキンカンを根城にして毎日群れています。
千里の道も一歩から。
鳥の写真もスズメからです。
ところがこのスズメですら警戒心が強く、思ったより良い写真が撮れません。


スズメってこんなに出てこないものだったか、木の茂みに入っているのでシャッターチャンスがありません。
おかしい。
スズメの撮影なんて釣りで言ったら防波堤でゼンゴ釣るような初心者向けのはず…。
と、そこに突然、大きな塊が飛び込んで来て、ガサガサっとキンカンの木が大きく揺れました。
な、なんじゃなんじゃ?!
奇術師がハトの群れを出すようにキンカンの茂みから我先にスズメが飛び立ちます。
どこにいたのかって位の大量のスズメが頭上を抜けていきます。
パニックのスズメが飛び去った後、茂みの中から一羽の猛禽類がバサバサッと悠々と飛び出し、目の前の屋根に止まりました。
こ、これは―。
ゼンゴ釣りをしていたらハマチが釣れたようなもん-。
いや、そんなことよりこのシャッターチャンスを逃すな!
カシャ!
心臓バクバク、震える手でシャッターを切った渾身の一枚が。

はい、解散!解散!!

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2020/12/08 (火) [野鳥]
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